岐阜へプチ旅行
今日はいつもの礼法教室のメンバーで岐阜にある精進料理を食べに行きました。
一路名神高速を使って、岐阜へ。
途中長良川を通り、広くて綺麗だった事が印象的でした。
町の中心を抜けて、梅林公園のそばにある 卯の里 浮世(うきよ)にたどり着きました。
女将はじめ、お店の方の心配りも素晴らしく、しつらえも素敵でした。
精進の中でも特に印象に残っているものは、赤味
噌と特別な何かを使った“秘伝のたれ”で煮込ん
だ野菜や湯葉を食べたことです。
師匠には、特に味噌を使った煮込み料理の美
味しい食べ方を教えていただきました。
これはまさに究極!
小さい土鍋で煮込んだ後の“秘伝のたれ”を残り火で水分を飛ばし、芳ばしくなるまで待って、その味噌を箸の先でこそいで食べるのが通だそうです。
やってみえると煮込んでいる割には辛くなく、芳ばしさと甘さが口に広がり、幸せな気分になりました。
これは何度も毎日でも食べれるものでした。ご飯ともおでんともよく合う味噌だれは本当に我が家にもって帰りたいほどでした。
思わずお店の方に持ち帰りの要望をしてしまいました。(でもだめでしたが・・・)
料理に出されている豆はとても食感があり、甘すぎずあっさりしていて、美味しかったのです。これはこの周辺で食べられていて、大豆を水に戻さずにそのまま味を付けて、むかしから食べられているようです。
印象が強かったのが、箸置きが梅の飴だったこと。それがとても和みを感じました。
最後にデザートがバニラアイスに本物の抹茶を惜しげも無く、贅沢にかけていたものでした。
とっても美味しかった!
その後、岐阜の川原町界隈に行きました。途中8月の花火もここから見れるという大きな長良橋を渡り、左手に鵜飼船なんかも見えました。とても風流。
赤いポストのある川原町家のカフェに到着。
京都のように、間口が狭く奥に長いつくりでした。
そのまま進むと、とても天井が高く大正モダンなイメージで、古いけれど磨きがかかっていて、とても落ち着いた雰囲気の空間がありました。
ひと目で私のお気に入りになりました。 中に入ってみると、グランドピアノが置いていて、コンサートもするそうです。
私もここでお気に入りの音楽を聴きながら、美味しいワインを飲み、友人たちと過したい素敵な空間でした。
程なくして、岐阜で会社経営をされている若旦那が合流し、短いながら楽しいひと時を過しました。
余談ですが、私のお気に入りのその空間は。
あ、、なるほどぉ。。。。そういえば、そこは蔵の中を改装して作った空間だそうです。
余韻を残しながら、岐阜を後にしました。
有意義な一日でした。結構回れたと思います。得した気分!
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