四月の奈良礼法

たしなみ教室

桜も散り新緑の季節がやってきました。

私は黄緑色になった葉を見ると、新しいスタートだとワクワクしてきます。皆さんはどうですか?

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新しいスタートと言うと、今まで一緒にやってきたKさんが海外に行ってしまった為心機一転の再スタートとなりました。

やはり一人抜けると空気が代わり淋しいですが、スカイプで講座に参加してくれるみたいなので、楽しみにしています。

 

さて今回はテーブルでの盆略点前を教えて頂きました。

残念ながら今日の一般家庭では、畳の上で正座をしてお茶を頂くより、

テーブルでの方が頻度が高いので、これは覚えておくとお客様や友達が来た時に便利だと思いました。

陶器の菓子器は今からの季節、さっと水に潜らせて冷蔵庫で冷やしておくといいそうです。

盆には棗、茶灼、茶巾、茶箋、茶碗を用意しておきます。

お湯はテーブルの上でも使えるティファールが便利でした。

さあ。準備が整いました。

たしなみ教室

まずお菓子をお客様の前に置き、一歩二歩と下がってお辞儀をします。

ここでポイント!お辞儀の際の手は、足の付け根に手を添えると美しいです。とのこと。

 

お茶を戴く時には、女性は脇を付けて戴きます。男性は脇を開けて戴くのだそうです。たしなみ教室

お茶の戴き方の話の中で、戦の中で武士の方は左手で御茶を飲み干します。

それは直ぐに剣を抜けるように片方の手は空けているのです。

物事には何でも意味があると言う事を教えていただきました。

お茶を皆で戴き、今日は続けて書を習いました。

 

師匠はそれぞれに季節は夏にちなんだ短歌を用意して下さっていました。

書といってもいきなり筆ではなく。鉛筆書きから練習しました。

 

崩す前にきちんとその文や正しい文字を学ぶ事から始まりました。たしなみ教室

鉛筆はついつい力が入ってしまい、字のバランスがとても難しかったです。

何度も師匠に赤で印をつけられ、やっとのことで下書きまで終了しました。

来月はこれを半紙に清書する予定です。

 

これからも私達の師匠の下、楽しく学びましょう。新しい学びに挑戦していきたいと思います。どうぞお手柔らかに・・・

 

たしなみ教室

 

今日の献立
胡瓜とわかめの酢の物、白菜と竹輪のワサビマヨネーズ合え、筑前煮

那須の煮びたし、豆腐の餡かけ、若竹の煮物、鰆の焼き物、汁もの、いかなごのくぎ煮

香の物、黒米、