ご挨拶 龢乃國の思いについて
長期の海外生活から帰ってきて日本で見えたもの。
それは、私たちが小さい頃から育まれ体験してきた古き良き日本人の智慧(ちえ)が失われている事でした。
日本の外を知る程に日本を知っているつもりで、知らなさ過ぎた自分が見えてきました。
生まれ育った素晴らしい故郷を語ることもできない自分を恥ずかしいと感じたものです。
海外の皆さんに日本のことをお伝えする機会があるごとに、日本を振り返り、ひも解くたびに、、、
日本は本当に素晴らしい国なんだと再認識し、何某かの誇りを持って帰国したことを覚えています。
自然との共存の中で、たおやかに営んできた先人の智慧(ちえ)をもっと知りたいと思い、皆さんと共有したいと感じています。
日本を知ってみませんか?すると自分が見えてきませんか?
そして、初めてその心を持って世界の人々と対等に関わり、世界を自分の心の目で見て感じることができると思います。
子どもから人生の先輩の方々まで、それぞれの知慧を持って繋がり、能力を引き出し、可能性を広げてゆき、供に成長してゆく為に。
そして大地の母である女性が輝き、思いやりの心で繋がっていくように。
主宰/香具山 典子