2月のたしなみ教室
仏画の第二段です。
二回目となると、手も随分と慣れてゆき筆使いも良くなり、墨で書く一本の線が上手く太い細い線を使い分けて一気 に書き上げることができるようになりました。
線を書き上げて、命であるお顔を書き、目を入れ、眉を書き、それぞれの個性のあるお顔ができあがりました。
周りを彩る濃淡は墨の作り具合が微妙です。
師匠が既に作ってくださっていて、墨の濃いのはこの辺を描きなさい等、ご指導を頂きつつ仕上げて行きました。
描くのがとても楽しく、仕上がりが楽しみです。
やはり仏画を書く時のコツと技を教えていただくと
絵の広がりが違います。
絵を書き上げたあとは、自分たちの名を左に書きます。
その下に以前制作しておいた篆刻を押します。
右上には師匠の銘を入れてくださいます
最後の仕上げに額に入れる前の仕上げの工程を経て出来上がりです。
額に入れた後は、釈老師に御祈祷していただき、晴れて仏画の作業は終了致します。
とても素晴らしい体験です。本当はもっと色を重ねる仏画も描きたいと思っているので、
次回はその描き方に挑戦します。
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