関西地方も梅雨に入った日曜日。
昨日までの雨も上がり、お天気に恵まれた一日でした。
本日のメンバーは生徒さんたちとアシスタントそしてアシスタントの娘さん(中一)でした。
中学一年生のお嬢さんは浴衣を着て私達に混じり熱心に耳を傾け、所作を学んでいました。
また師匠も目尻を下げて、手取り足取り丁寧に教えてあげていました。子供好きの師匠には嬉しい一日だった事でしょう。
第三回目の今月は
“立ち居振る舞いの復習とお煎茶の入れ方・蓋付き茶碗でのお茶の戴き方”を学びました。
扇子の扱い方では
扇子を膝前に置くことを“結界を張る”と言い。
体の右横に置くことを“結界を解く”と言うそうです。
それぞれに深い意味があります。
また、扇子には作法用(小ぶり)と、暑い時に扇ぐ為の物を二本持つのが“たしなみ”だそうです。
お茶の入れ方では
お茶の種類と温度が、お茶を美味しく入れる重要なポイントになります。
緑茶は三煎まで戴け、1・2・3煎目とそれぞれに独特な味わいが楽しめます。
また健康に良い成分が多く含まれ、多様な効果・効能があるので、是非是非日本茶を・・・
夏の冷茶もい美味しいですよ。
美味しい冷茶の入れ方も教わりました。
そして今日はサプライズで師匠が日本刀(※真剣ではありません)を持参して下さり、袴姿で侍の所作と居合の型を見せて下さいました。
重い日本刀を振りつつ機敏な動作を瞬時に静止する姿には荘厳さと緊張感が感じられ、全神経を集中させて行う一連の動きは大変美しく、また合理的で効率的な体の使い方は現在の作法にも通じるものがあります。
奥の深さを感じさせられるものでした。
私たちは見るだけでなく、どれだけ五感で感じ俯瞰に落とし込むことが出来るでしょう。
日頃の立ち居振る舞いや、物の考え方や心構えにそれが滲み出てくることが出来たら、と改めて気の引き締まる思いがしました。
私の息子も夏のキャンプで御世話になっておりますが、近頃息子も居合を学び始めました。
次の機会には是非師匠に教えていただく機会を得たいと思っています。
Yuko.I
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