たしなみ教室

謹賀新年

本格的な寒さが到来しました.
新年は楽しく迎えられましたか?あっという間にこの礼法教室も5年になりなした。
本年もよろしくお願いいたします。

今回はお茶事で新年を迎えました。
たしなみ教室

塗りのお膳を並べます。ご飯、汁物、煮物、刺身はこの器に盛っていきます。
焼き物などはお皿に立体的に盛り付けました。

庭の松や草木も手伝ってお料理もとっても美味しそう

お膳が並んだら皆で頂きます。

たしなみ教室

亭主が御膳を運んできます。お客様は、御膳を両手で受け取り拝をします。

たしなみ教室

次々に、綺麗に盛り付けられたお料理が運ばれてきます。
取り箸を使い順に送られてくる器を銘々皿に綺麗に彩りよく置きます。
ポイント☆ 料理を取るときには、必ず左手も添えると綺麗な所作にうつります。

御膳に置くときは、器を斜めに!(塗りのお膳を傷つけない為に。)

※ まずはじめに・・・ 両手で飯器と汁椀の蓋を持ち上げます。蓋の内側を合わせて右側に置きます。たしなみ教室

1、箸を持ちます。
2、飯器をもって一口頂きます。
3、汁を一口飲みます。
4、温かい煮物を頂きます。(お刺身などがある場合は、それを先に頂いてくださいね。)

八寸がきたら、「お先に」と言い、飯器の蓋に頂きます。(八寸は、お酒のあてになります。松に刺している黒豆などは、必ずお箸で抜いてから頂きます。)
たしなみ教室

茶碗蒸しは、周りをお箸をくるりとして頂くと食べた後が綺麗ですよ。
お櫃がきたら客は亭主に「どうぞおまかせを」と蓋を取り、蓋だけを隣の方に回していきます。

食べ終わったら蓋を閉め、お膳の中にパンとお箸をおとします。(それが終わりの合図です。)

今回、師匠に教えて頂いたお茶事を3月の夜話で活かせればいいですね

今年もどうかよろしくお願いいたします。

暁 聖