たしなみ教室

2014年2月清々しい日和のもと、”巧克の茶会”が催されました。
皆さんの日ごろの練習の成果が披露され、とても和やかな素敵な茶会となりました
後書きですから、こちらでは裏方から見た巧克の茶会をご披露したいと思います。

 今年も皆様の斬新なアイディアの元、茶会の名は決まりました。
その名も”巧克の茶会”巧克とは中国語でチョコレートという意味だそうです、スタッフの I さんの以前のお住まいだったところです。
 花は朝済みの椿を茶室に設えました。たしなみ教室

香は一席ごとに香りを変えて共じました
控えの間には水仙の花を生け、これだけで室内が柔らかく香りを放ち香は焚かなくとも十分な設えとなりましたさて点前が始まる前の控えの間ではぶぶ茶を共じ、しばしの暖を取っていただき、たしなみ教室

茶室に入るとほのかな香りと共に凛とした朝済みの椿が出迎えです。

たしなみ教室

点前が始まると、部屋の外では邪魔にならないようにそっと襖の隙間 から師匠が生徒である亭主の点前をじっと見守っていらしゃいます。

たしなみ教室

少し緊張の面持ちで点前をする御二人。
たしなみ教室

 親子連れが来られた時はとても和やかな雰囲気となり、師匠が点前をされるときは、 皆さんが 外から勉強させていただきます。

 たしなみ教室

 

手作りのクッキー(無添加です)にチョコを添えて、茶会の終わりにはお口を和らいで頂きます

たしなみ教室

いつもながら、緊張と緩和の絶妙なる茶会になごみある笑みとお客様との心の触れ合いが、清々しい後味となって参加 者全員の心に残ります
そのあとにはただただ”感謝”の一文字が浮かびます
さてさて来月は楽しみにしてる(少し季節外れではありますが) 夜咄の茶事 が催されます
楽しい食と美味しい極上の師匠の一服を頂き、庭と静かなたたずまいの中の風情に話も弾むことでしょう