～コラム抜粋～
”明るい生活”より
増産と貯蓄への強化も各人が心身共に眞に健康でなければ、遂行できるものではありません。明るい生活をするもの、それは何の争ひもない円満な家庭生活を営み、職場に封して熱意を傾けられる忠寛な人であってこそ、国家への尊い義務も成し遂げ得るのだと思ひます。
これが若し不幸にして家庭生活に紛争があるとしたら、どうなるでせうか。
不快な日常は心身を傷つけ健康は害されてゆき、職場への能率は低下します。
その結果は経済生活に影響し、貯蓄どころか浪費はかさむばかり、遂に家庭生活を破壊してしまうやうなことにもなります。
他人同志の場合とちがって、家族親族間の争ひは縺れるほどお互いの精神的打撃は深く、周囲に及ぼす影響もまた多きものであります・・・
その他沢山の視点・論点で女性のあり方を提唱しています。
家庭内や社会での女性の考えや立場をより良きものにし。克、女性としてのたしなみも提唱しています。
御後へ紡いでまいります・・・
※ 原文のままの文字使いを使用しています。
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