あの額を掲げている奈良県のとある公民館で毎週2,3回
囲碁の教室を地元の小学生の子ども達に教えている有志の素晴らしい先生方がいらしゃいます。
皆さん殆どが60歳、、いや70歳以上のお若く見えるご高齢の人生の先人の方々。
皆様、とってもお元気なんです。
私は奈良県のある試みのプログラムで講師を務めることになり
その講義の後のワークショップの事例として、この教室の取材を試みました。
というのも、アメリカでの体験から日本の古来からある手習いの(碁・そろばん・将棋)この三つの教室は大切に子ども達に伝えたいことの一つだと考えていたからです。
この教室は運営(資金繰りや教室に必要な物品などの調達等)、人選(先生方)、子ども達の色々な面(情緒面や礼儀作法・学校の成績に至るまで)に対しての驚異的な成果を出し、最後にこれからもっとも必要になってくる高齢者の方々とこれからを担う子ども達の教育の為のコラボレーションの事例として素晴らしいモデルケースとなっていることです。
最初は少人数から始めた囲碁教室、現在は50人以上の生徒が集まり
受講料は無料、しかも集中力が付き、おまけに学校の成績も上がり、
囲碁の全国大会にでるほどの実績を作り上げたのです。
今では奈良県が奨励するお墨付きの教室となっているのです。
注目したい点はそれ以上に素晴らしいことが沢山あるからです
取材を終えた時には50人以上に膨れ上がっている子ども達の熱気に押されてフラフラな私に対して、ご高齢の有志達はケロッとしていてとてもお元気!
子ども達は有志達から先人の智慧をもらい、有志達は子ども達から若いエネルギーをもらっているのですね。
教室の模様に入ってみましょう・・・
- 投稿タグ
- 奈良