葉が奇麗に紅葉し、交野の山も赤やオレンジや黄色に色ずき、窓から見える風景につい見とれてしまいます。
今回の礼法はお茶席入りです。
亭主・半東・お運びに分かれていつものメンバーで学びました。
亭主はこの道ベテランのIさん。半東はKさん、お菓子のお運びを私が担当しました。亭主が柄杓を“ポン!”切れの良い音で、さあ今から始まるというサインです・・と同時に邪気を払うのだそうです。
お菓子を運ぶタイミングが来ました。菓子皿を両手で胸の辺りまで大きく円を描く様に持ちます。
大抵の家は入口が狭い為、入る時は肩を閉じ、部屋に入り。一、 二歩したら腕を 上げ、先ほどの姿勢で体制を整え、お客様の前に真っ直ぐなおるように座り、畳から七段控え置きます。
その後、抹茶の出し方、戴き方を教えて頂きました。つくづく思うのですが、お作法は何回も体験して体に身につけてこそ、ぎこちなさも取れて自然に振る舞えるのでしょうね。
はぁ~。私達はまだまだです。
突然、師匠が庭先から(山法師)という赤い実を摘んで来てくれました。
今までのお花の時に生けたりしていたのですが、この可愛い実は食べられるらしいのです。
一口食べたらなんだかとても懐かしい、素朴で無花果の様な味がしました。
又、師匠は擂りこぎで擂り潰し、暫くするとジャムになっているではありませんか!
隠し味もふんだんに使われていて、とても柔らかくふんわりとした中にほのかな甘い香りもして美味!感動でした。
今月のお品書き
秋限定 柿と大根のなます 旬のポテトサラダ 根採の炊き合わせ レンコンピリ辛きんぴら
紅しゃけの西京焼き 黒豆御飯 野菜たっぷり粕汁 秋の味覚大学芋
思いっきり秋を満喫しました!
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