新緑の頃を過ぎて、青葉が芽吹き花が咲き、雨に濡れて尚鮮やかに、6月のこの頃が一番緑が綺麗に写る季節だと師匠はおっしゃいます。
たしなみ教室

確かに思わずシャッターを押したくなりますね。
今日は大徳寺でのお参りと、お食事です。
実はこういう、うす曇の日こそ着物が映えるそうです。皆さん着物を着て
歩きたかったと、残念に思っていらっしゃいました。

境内は広く、雨上がりの庭は人がまばらで、静かな雰囲気が漂ってい ました。たしなみ教室
大仙院に収められている、掛け軸の書き方や、意味、文字、判の位置
茶の湯の道具。それら全てに気が行きます。
抹茶を一服頂いた後、食事に向かいます。

たしなみ教室

 大徳寺境内の泉仙大慈院店で、鉄鉢料理をいただきました。

僧が托鉢で使う鉄鉢を模した器で出す精進料理です。

食事の作法や、趣向を凝らした料理の話をしながら、話題は次に行く広
隆寺の弥勒菩薩半跏像についての歴史のお話に及び、益々感慨深く像たしなみ教室
を見ることになりました。

庭に入ると、ほんのりと甘い香を感じる場所が一箇所あります。
嗅ぎ分けることが出来たら、良き事があるようです。
確かに私達はほのかに香るお神酒のような香を聞き分けました。
なんだかロマンですね。

蓮の花も咲いていました。
時が静かに流れているのを感じ、
ほっと心が和み、やさしくなるのを感じて
いました。