たしなみ教室10月でもまだまだ暖かいここ京都の街。
紅葉はまだ先のようです。

今回は扇の扱い方、扇ぎ方。
立ち振る舞いは当然です。ふすまの開け方、締め方、畳の上を歩く所作等、慣れたものです。

と思っていたら、その上級編が待っていました。

 

畳の上を歩く着物ならではの歩き方、姿勢、腰の落とし具合、足の運び方。なかなか上手く行きません。

まっすぐに歩けなかったり、腰の入れ方等、一度にコツをつかむのは指南の技ともいえます。

たしなみ教室

 

 

 

 

 

 

 

普段使っていない仕草はすぐには体に身につきません。真剣なのですが、四苦八苦している姿が滑稽で、皆さん思わず笑が溢れました。

しかし師匠の綺麗な歩き方は、女性の私たちがなかなかマネをできるものではなく・・・?難しいのです。

ですが、扇の持ちかた、綺麗な扇ぎ方は直ぐに出来ます。
といっても夏の暑い日は無造作にさっさと扇いでしまう失態をしそうですが。

慌てず、優雅に。

ひと呼吸 間を置く。慌ただしい現代を生きる私たちにはそのひと呼吸が何事にも必要だと思われます。
頭でなく体で覚え、心に落とし込む。
やっていることで、何かが変わるのです。不思議ですが。そうなのです。
その気づきは個々で違います。
何気ない仕草は女性ならではのもの。綺麗に美しく見せましょう。

たしなみ教室

意識と実践。
その積み重ねが大事ですね。