六月十八日の五七回忌。 七月二日の七七日忌(四十九日)の法要にも参列しました。

七月六日午後九時四十五分発の汽車で、故犬養首相の呉分骨を健氏が奉持されて、郷里岡山に出発されますのを、東京駅に鳩山夫人その他大勢の人々と共にお見送り致しました。

七月十三日午後四時、犬養邸にゆきますと、佛間の天井に釣られた新盆の岐阜堤灯二十三個に豆電気がともされ、九ッ切子燈篭、十七個の大内燈篭と、そして生花の供華が飾られまして、まことに賑やかな新盆でありました。


七月十五日夕五時、犬養邸の新盆の法要には、鳩山、秦、山本、砂田、星島、岡田、若宮の諸夫人その他と同席でありました。

御後へ紡いでまいります・・・

※ 原文のままの文字使いを使用しています。