雨上がりの青葉が目にしみる季節に始まりました。たしなみ教室
  たしなみ教室大阪。

  本日のメンバーは生徒の皆さんと助手二人です。

第一回目の今月は”和室での立ち居振る舞い”

まず、訪問時の玄関での所作では、師匠はご挨拶時の手の位置は胸の前でとおしゃっていましたが、しっかり意識をしていないと、ついつ い手が下がり太ももの所に行ってしまいます。
気をつけましょう。

また、男性を交えた来訪の時には、男性の靴は亭主が真ん中に並べ変えるそうです。

次に寄り付きに通されます。待合の準備が整うまでここで待ちます。
寄り付きが無い場合は直接待合に通される事が多いそうです。

 そこでは、足袋を履き替えたり、荷物をまとめたり、身だしなみを整えます。
亭主より一服のお茶が出されますが、ここではリラックスして談笑しながら頂いて良いそうです。
 飲んだ茶碗は真ん中に集めて置いておくと亭主の方への気配りになりますよね。いよいよ茶室へ入室です。
入る時は右足から。出るときは左足から。これは何故でしょう?
 理由はきちんとあります。
 とにかく足の運びが難しい・・・でも基本ですから。必修です。
 身体が覚えるまで練習あるのみ。
 畳の上を着物で歩くということは、既に歩き方の練習を超えて、姿勢と身体の補正にも影響してきます。

 既に基本がそこにあります。

お辞儀は行と草のお辞儀を、めりはりをつけてしっかりと!  その時、手は指五本くっつけて、肘の形に・・・しっかりと意識しましょう。

和室での立ち居振る舞いは、和装洋装にかかわらず、戸惑ってしまうものですが、慌てずゆっくりとした動作を心がけることが大切だと思いました。

 その為には、日頃の生活から意識して過ごさないといけないと実感している今日この頃です。日常の忙しない時間の中で常に平常心を保つ鍛錬に もなると思いました。                                                                       Yuko・I