五月の中旬にしては、肌寒い一日でした。
それでも着物を着ると汗ばみます。
本日のメンバーは、生徒さんたちと体験に来てくれた若い方々そしてアシスタントでした。
うれしいですね。若い方が礼法に興味を持ってくれて、体験に来て下さるのは。
大歓迎です! 師匠もいつも以上に力が入っていたのでは・・・??
第二回の今月は”立ち居振る舞い第二弾(座り方、立ち方、お辞儀の仕方)”
まずは座り方ですが、座る位置は畳と畳の真ん中で、畳のヘリから16目空けた位置に膝頭がくるように座ります。畳一畳に3名まで座れます。
生徒さんに男性の方が袴姿で参加して下さり、男性の所作も学ぶことができます。
男性は着るものにより座った時の膝の開け方、手の置き方が変わってくるそうです。ちょっとややこしい。
それにはきちんと理由があります。
男性の場合は何故手の置き方が女性と反対になるのか。
というと、男性は右手で刀を抜きます。その右手を左手で押さえることにより闘う意志が無いことを示ているそうです。
男性の生徒さんがおられることで、気が張り詰める引き締まった瞬間が心地よいです。
その他にもお辞儀の仕方、扇子の扱い、足がしびれた時の対処法なども教えて頂きました。
礼儀作法には沢山の決まりごとがあります。それらはただの決まりごとではなく、そうする理由が必ずあるんですね。
”何故そうするのか?と言う事を教えて下さる先生が多くない中、師匠はその意味を一づつ丁寧にわかりやすく教えて下さいます。
そのお陰で堅苦しい・・・ばかりと思っていた礼法の所作を心に落とし込み、楽しく学び、身につけられているなぁーと感じています。
初心者の方は当然ですが、私のような茶道・華道を学んできた者でもまだまだ新しい発見や学びや驚きが沢山あり、探究心が増してきます。
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