梅雨も始まり、湿気のおかげで天然パーマには厳しい季節がやって参りました。
今回は季節的にはまだ早いのですが。
皆さん彩りも良く御自分に合った色の夏の着物を来て礼法に臨みました。
(茶葉の葉を大小に整える為に振る)
今回は煎茶の入れ方について学びました。
入れる機会も多いのですが、なかなか分量が難しくてうまくいれる事が出来ないものですよね。
今回使用したのは(八女茶・深蒸し茶)と言って玉露に近いものでした。
まず急須と茶碗を熱湯でよく温めておきます。
茶葉の量は茶さじ一杯で一人分ですが、もしもそれが無い場合懐紙を使います。
茶入れから適量を懐紙に移し、直ぐ蓋を閉めます。(お茶は非常に湿気を嫌うためだそうです)
その場合、三つまみが一人分となります。この量り方だと茶さじがなくても困らないですよね。本当にうまく出来ています。
例えば、三人分なら茶葉は四人分になり、このうちのプラスワンは仏様に。紅茶では天使に。というありがたい一人前をブレンドします。
お湯の温度は60度、茶碗半分に入れて急須に人数分戻します。
それでついでいくのですが。ここでポイント!まんべんなく入れて、最後の一滴まで大切に入れます。
そうすることによって、お茶の旨みが最大限に出るそうです。
2番茶からは、沸騰したお湯を使います。
一番茶―渋み(甘み)二番茶―苦み 三番茶―香りそれぞれを感じながらどれも美味しく頂けるのは、煎茶だけですよね。
本当にお得です
その他お茶の運び出し、戴き方、蓋の開け方締め方の作法を教えていただきました。
さりげなくそうやって蓋の空け閉めも出来るようになれたら、素敵な女性に見える事でしょう。
蓋つきのマイ茶碗を買って家で使ってみようかなと思っています。笑
夏にはとっておきのお茶の入れ方も教えて頂きました。
それは、急須に茶葉を入れ、氷水を注ぎます。そのまま急須ごと冷蔵庫で一晩寝かせます。
次の朝口にしたとき、なんとも言えないさわやかで、甘いお茶を戴く事が出来ます。
蒸し暑い夏の朝の目覚めにはとっておきの一杯です。ビタミンも取れるし、お肌にも良いし。一石二鳥です。
皆さんも是非試してみてくださいね。
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