たしなみ教室

二〇一三年 一月 たしなみ教室

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

一月入ってからの礼法は、会席料理を食し、 初釜からのスタートでした。

皆さんの持ち寄りで出来上がったお料理は、何とも見た目も艶やかで、とても美味しかったです。

ここでお正月に冷蔵庫の中に 残ってしまった鯛の姿焼きの美味しい食べ方をご紹介します。たしなみ教室
日にちが経った鯛はどうしても臭みと油が出てくるので、オリーブオイルをかけて、もう一度オーブンで焼きましょう。

(オーリブオイルーこれが臭い消しになるんですね)

その後、師匠に身をほぐしてもらい、醤油で下味をつけておきます。

炊き上がったご飯に少し日本酒をかけ、少し蒸らしてほぐした鯛の身と和えます。

鯛めしの出来上がり。師匠はなんでも工夫すると言うことをいつもそれとなく教えてくださるので、それが私たちにとってはとても楽しみであります。

(おめでたく御屠蘇は金粉入り)
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八寸の彩に添えられた食用の紫のすみれを口の中に含むと、清涼感と香りが口の中に広がり食後のデザートみたいに感じました。

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さてお腹も一杯になったところで、初釜です。
お点前は大阪礼法のゆうこさん。半東がお菓子をもって入ります。

小袱紗の使い方を何ども丁寧に教えていただきました。うーん難しい。

そのあと金粉入りのお抹茶を頂きました。柔らかく甘みがあり美味でした。
お菓子が乾かないように、濡れ布巾をお菓子の上にかぶせておきましょう。

今年も和気あいあいの楽しい空間での初釜でした。

(今回の香は伽羅)

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献立
八寸
(菜の花からし和え、黒豆、昆布と数の子の明太子和え
鰊の昆布巻き、なます、田作り、羽子板かまぼこ
黒ごま豆腐)

雑煮、鯛飯、茶碗蒸し、蓮根饅頭、五目煮、自然薯

今年も楽しく学んで行きたいと思います。