たしなみ教室

暦の上では立春も過ぎ、そろそろ春の気配がそこ、ここに・・・と言いたいところですが、毎日冬の寒さが続き、春はまだまだ遠いようです。

太陽の陽射しが恋しい冬曇りの3連休の最終日。いつものメンバーが集まり、外の寒さを吹き飛ばすほどの熱の入ったお稽古が行われました。

今月は3月3日の茶会の場所である梅小路公園で予行演習となりました。

まずは設えのチェック、床の軸・お花・ひな人形・香合・釜などの位置とバランスを確認し、買う人の役割分担、時間配分などを念入りに打ち合わせ等終えた後、本番通りの通し稽古が行われました。たしなみ教室

 

茶室が変わると、当然ですが入口や床・釜の場所も変わり、それに伴い席入りの動線や仮座・本座の位置なども変わってきます。
正客は襖を開け席中の様子を拝見した時、床と釜の場所・自分の着座する位置を見定め次客以下の連客がスムーズに席入りできるよう努めなければなりません。

たしなみ教室
お運びは古袱紗の扱いと丁寧かつ素早い動きと気転の利いた気配が必要になります。

お点前では指の先まで神経を行き届かせながら、ゆったりと優雅にそして流れるように勧めていくことが大切です。

どれも言葉にするのは簡単ですが、実践するのは大変です。DSCF3603 (200x150)

 

師匠からは本番にむけてわからない所は指導してあげるから、楽しみながらやりましょう!と心強いお言葉を頂きました。
たしなみ教室

当日は心を込めて自分がやるべき事にひたすら打ち込み、皆で精いっぱいおもてなししたいと思います。

どうぞ楽しんで頂きたいと思います。

Yuko・I