梅雨の晴れ間の暑い暑い一日でした。たしなみ教室今日から暑いので、浴衣を着て練習しました。
着付けをしている時から玉のように汗がでます。

それでも着物を着ると背筋がシャンとし、気持ちもキリッと引き締まります。

また、実際の練習も洋服でするのとはぜんぜん違い、歩く時の歩幅の広さや座ったり立ったりするときの窮屈さ。袖の扱いなどは着物を着てこそ体感できるものなので、面倒がらず是非とも月一回の着物の日を楽しんで欲しいなぁ~と思います。

第四回目の今日は“立ち居振る舞いの復習とお煎茶の入れ方(実践)、お菓子とお茶の運び方、出し方、戴き方、引き方“を学びました。

たしなみ教室

お茶の出し方では、お茶は茶托に乗せ、お盆で運びます。
お客様の正面にすわり、お盆は自分の左側に置きます。運ぶ茶托をもって、正面に置き、2回時計回りにまわして、お茶椀の正面をお客様に向けて出します。

お菓子はお抹茶の場合は、懐紙を黒文字で戴きますが、煎茶の場合は銘々皿(一人分の菓子を 乗せてある小さなお皿)で塗りのフォークを付けてお客様にお出しします。
茶道の精神を表す

「和敬清寂」と言う言葉があるそうです。

「和」は人との和らぎを意味し「敬」は相手を尊敬し敬うこと「清」は清潔さ「寂」は侘び寂を尊ぶということだそうです。

たしなみ教室

 

 

 

 

 

 

お茶はお点前の手順を学ぶだけではなく、相手においしいお茶を飲んでいただこうという心を 尽くした“おもてなしの心”や“相手を大切にする心” を学びお客様はその心遣いを思いやるという大変意味深いものがあります。
心和むひとときを楽しむ為にはお互いの心配りや感謝の気持ちを忘れずにお茶を入れたり戴いたりしたいものですね。

また、私達が毎日何気なく口にしているお茶ですが、是非一日の終わりに自分(**)の(*)ため (**)においしいお茶を淹れてみて下さい。
お茶の色の緑色にはエネルギーを補充する働きがあるといわれ、口に含んだ時の独特な味わいと香りは、心身をリラックスさせてくれる効果があ ります。

今日一日の疲れを吹き飛ばし明日からの活力になる事まちがいなしです。

そんな心安らぐHappy Timeを作る心の余裕を持って毎日を過ごせるよう,心がけたいものです。