盛りつけのこつ
中秋の名月も拝見しようやく秋らしく涼しくなりました。。。と思いきや暑さがぶり返し、今日はなんと30度!
皆さん寒暖の差には、くれぐれもお体ご自愛ください
さて今日のたしなみ教室は、食事の盛り方から始まりました。
献立の中にある鰆の塩焼きの焼き方に始まり。
美しい盛り方やスダチやゆずなどの添え方、そして食べた後の骨など残ったものをいかに綺麗に見せるか?
そこからのスタートでした。
★魚の焼き方のこつ
ロースターで焼く場合少量の油をふくと、皮はパリッと、裏返すときも身がくずれず美味しく焼けます。 いつも油をふかないで焼いてた私には新しい発見でした
★盛り方
魚がおいしそうに見えるのに一役かっているのが、お寿司屋さんでネタのしたにひいている桧葉です。
師匠が庭に出て切って来てくださり。魚のしたに敷くことを教えてくれました。
※ 桧葉は殺菌作用があり魚の生臭い匂いを消す作用があるそうです。
なるほどお寿司屋さんでよく目にするわけです。色だけじゃなく殺菌もできてしまうなんて!いいことを教えていただきました。
ゆずやスダチも切り目を上にむけるのではなく下に伏せるのですね。
柑橘系は乾燥しやすいためだそうです。何でも意味があるんでですね~
食べ終わったらその桧葉の下に骨などを隠し上にスダチを置いている先生のマネをしてみました!これなら頭付の魚でも食べた後が綺麗でいいですよね?
懐紙でも代用できるらしいのでためしてみて下さい
★食事の間にお茶は飲んでいいの?
普通の食事ではお茶は味を消してしまうし水分でお腹が膨らんで沢山食べれなくなるため飲まないそうです。
・・・・がお寿司屋さんのあがりは飲んでください。
生の魚なので口の消毒にもなるし、味覚をリセットしてくれるので、色々なネタの味を堪能できて一石二鳥なんですね
魚のあとは写仏の仕上げにとりかかり、篆刻の作り直しをしました。今日は短い時間でしたがまたまた新しい技を学べて楽しかったです
暁 聖
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