~龢【和】を尊ぶ心を育み、世界へ繋げる~
活動報告

心 /// Shin

岐阜へプチ旅行

岐阜へプチ旅行 今日はいつもの礼法教室のメンバーで岐阜にある精進料理を食べに行きました。 一路名神高速を使って、岐阜へ。 途中長良川を通り、広くて綺麗だった事が印象的でした。 町の中心を抜けて、梅林公園のそばにある 卯の …

古ごよみ ~歩み~

    私が赤いテガラの丸髷に結ったと申しても、本当にされないでしようけれども、太神宮の神前挙式から震災までは築地河岸にあつた精養軒で披露した結婚生活も、相互の家庭や性格の相違その他の事情から二年あま …

古ごよみ ~芽生え~ (二)

 生来の好学心はやまず、鹿子木 員信博士の指導下にあるカント哲学研究所のイリス会に入って勉強したり、その頃唯一の女ばりの同人雑誌「たかね」に短編小説を書いたりしていた文学娘で、吉屋信子女史や森田たま女史はその頃の先輩であ …

古ごよみ ~芽生え~

娘時代は横浜に居り、大正十二年の大震災までは貿易商でした。その頃の私はやせていて神経質な、山手にある女学校の窓から港を眺めては、感傷的になるような娘でした。 横浜時代は三度も入院騒ぎをするような弱虫のくせに、気持ちばかり …

墨絵の巻

墨絵の巻 今日は墨絵。前回の篆刻を生かしたい。 師匠が、直々に書いてこられた弘法大師さんの絵を手本に墨で描く。  まず墨の濃さから調節だ。濃すぎても、さりとて水っぽくなりすぎてもいけない。 一本づつ線を引くことから、緊張 …

着物を着て精進料理

新緑の頃を過ぎて、青葉が芽吹き花が咲き、雨に濡れて尚鮮やかに、6月のこの頃が一番緑が綺麗に写る季節だと師匠はおっしゃいます。 確かに思わずシャッターを押したくなりますね。 今日は大徳寺でのお参りと、お食事です。実はこうい …

古ごよみ ~幼少期~ (二)

虫干の度にその当時の台付けの波や貝形など、まだ緋色もさめない総鹿子絞りの布や、羽二重の小さな足袋などが出てきますと、母はなつかしそうにして昔話をくりかえしました。 父は政治道楽にかなりな冗費をしたようで、商家でありながら …

古ごよみ ~幼少期~

清和会35年誌 常任理事 塩原静さんの手記より 清和会に入っていらっしゃる新しい会員の方の皆様に向けての、塩原さんの人となりをお分かりいただく為に、お書きになったものです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …

歴史を支えた“やまとなでしこ”の日記

歴史を支えた“やまとなでしこ”の日記を書くにあたって 歴史を支えた“やまとなでしこ”の日記を書くにあたって 私がこの日記の存在を知ったのは、今から2年前のこの時期でしょうか。 ある方のご縁で京都に町家の工房を持たれている …

篆刻作り

今回は篆刻作り  以前書いた書に,” はんこを押したかった!”ことから、製作に踏み切る。 今までの生活で体験できないような事でした。 材料は消しゴムと彫刻刀。 ただの消しゴムがこうやって彫ることによって、ひとつの作品にな …

« 1 16 17 18 19 »
PAGETOP
Copyright © 龢乃國 WA-no-KUNI All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.