~龢【和】を尊ぶ心を育み、世界へ繋げる~
活動報告
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タグ : 京都

首相公邸 日本間 (1)

昭和七年一月九日(土)昨八日正午頃、桜田門外で不敬大逆事件突発のため、昨夕犬養内閣は総辞職を決行なされましたので、お見舞いをかねて朝十時に首相公邸日本間にゆきますと、首相夫人仲子若夫人・鳩山夫人もをられまして、御一緒に泣 …

大命降下 (4)

十二月二十日(日)たのみつけのタカラ自動車の佐野運転手にきてもらい、午後から夜八時半まで、犬養内閣に任官されました左記の清和会会員の婦人たちの御宅へ、祝詞の挨拶まわりをしました。… 秦豊助(拓務大臣)加藤久米 …

大命降下 (3)

新大臣となられた諸夫人たちが、あらたまった喜びのお顔で、お礼言上にこられました。… 応接間、お座敷、夫人の居間と祝客を振分けまして、新首相夫人がそれらの室を順よくまわられる間の、つなぎの接待を致しました。次ぎ …

扇の扱い方、扇ぎ方。

10月でもまだまだ暖かいここ京都の街。 紅葉はまだ先のようです。 今回は扇の扱い方、扇ぎ方。 立ち振る舞いは当然です。ふすまの開け方、締め方、畳の上を歩く所作等、慣れたものです。 と思っていたら、その上級編が待っていまし …

日本のいにしえの龢の心を紡ぐ会 やまとなでし古の会

10月20日のイベントは良いお天気にも恵まれて、晴れやかに行われました。 日本のいにしえの龢の心を紡ぐ会 やまとなでし古の会 の第一回 いにしえの日本女性が持っていた素晴らしい心とたしなみを学び体現する会です。 日ごろよ …

大命降下 (1)

昭和六年十二月二日(土)犬養邸には、政友会の党員が大勢きてをり、各新聞社が、直電電話線を、広い庭に掛けめぐらしてゐました。邸内は人ばかりが、ただ動きまはるだけの、あわただしいことでした。 西園寺公が、参内されましても、な …

西洋果樹の渡来

西洋果樹の渡来 「りんご」は文久年間に福井の藩主が米國より苗木を輸入したのが創始だ。 今でこそ、「りんご」は「林檎」と一般に書いてゐるが、古い文献を見ると、みんな「苹果」といふ文字を使っている。 『苹果元和産なし、西洋名 …

石黒露雄という人 夏のコラムより

〜西瓜〜 こうやつて西瓜をたべるのがうまいかつてきかれると、結局いい西瓜を丸ごと思つきり冷やしたのをカブリつくのが一番だと云ひたいのです。 いや、切つちやいけない、割つてたべるのがいいなんんてよく云ひますが、それは鮨の立 …

石黒露雄という人

宮内省御用達でもある銀座の千疋屋さんのコラムを書かれていた方。 素敵な挿絵は時には竹久夢二だったりする。 あの当時ハイカラな果物は高価で貴重なものでしたし。口にできない方でもその表現を通して、疑似体験出来る素敵なコラムで …

塩原静スタイル (六)

よく役者が舞台で汗はかゝないが、楽屋へ入つた時瀧のやうに出るといふ話をきゝますが、緊張してやればやはり其通りでせう。 臺子の前でお點前をしてゐる時 は心頭滅却すれば何とかやらで、今でもこの時の修業が身について、きちんとし …

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