~龢【和】を尊ぶ心を育み、世界へ繋げる~
活動報告

心 /// Shin

お菓子とお茶の運び方、出し方、戴き方、引き方

梅雨の晴れ間の暑い暑い一日でした。今日から暑いので、浴衣を着て練習しました。 着付けをしている時から玉のように汗がでます。 それでも着物を着ると背筋がシャンとし、気持ちもキリッと引き締まります。 また、実際の練習も洋服で …

人物三面鏡 鳩山薫夫人2

お若い頃から甘いものがお好きで、とりわけ和菓子が好物でした。昔のことですが、逓信大臣の三土忠造夫人を私邸に訪問しましたとき、応接室で三土夫人をお待ちする間に和菓子と果物が出されました。 「よろしかったら、このお菓子をどう …

人物三面鏡 鳩山薫夫人

鳩山薫夫人 昭和五年、清和会の創立以来、苦楽を共にしてきた私にとっては、同志であり、会としては昭和十一年に二代目の会長となられた方です。 常任幹事の私に一度任せたら、信頼し思ふように私にやらせる、といった、女性ではちょっ …

祇園祭一色の京都

京都坊主バーの礼法講座 7月 祇園祭一色の京都で7月の礼法講座が行われました。 講座の前半の締めくくりとして、立ち振る舞いやお茶の頂き方の復習をしました。 草の礼や行の礼といったお辞儀の仕方ひとつにしてもどこかぎこちく、 …

大きなお写真

  本堂には総理大臣としての大礼服犬養毅先生の大きなお写真が飾られ供花が左右に沢山飾られてをりました。  左右僧侶は、緋色の今朝を揃えて導師を内に散華しつつ天台宗の経文を唱和しながら、ゆっくりとまわられました。 自由等総 …

ほうじ茶の入れ方

ジリジリと蝉も鳴き始め、夏の訪れを感じられます。 今日は、立ち居振る舞いと、ほうじ茶の入れ方を学びました。 ほうじ茶の茶葉には、煎茶と違って茶さじ一杯で一人分です。 予め大きめの急須を用意しておきます。今日は3杯分のお茶 …

遺愛のバラ

雨上がりの寺内は青葉の色もあざやかで、奥の控室の床脇には、遺愛のバラと白いカーネーションの花瓶の間に、私服鵜方の木堂先生の遺影が飾られてありました。 青葉が陽をさへぎって広々とした室はヒンヤリとしてをり、松野鶴平、砂田重 …

歴史の中にあまりにもむき出しにされてきたような

講和に依って再建国家の希望の光りが一筋サッと流れてきて、それからは敗戦に依る濃い霧の空が薄らいでゆく気持ちで、物心ともに明るさを求めて生活してきました。 けれども、二十八年からの不景気風は、物価上昇、金融引締と大衆の生活 …

お抹茶でのおもてなし

6月の坊主バーの礼法講座では・・・ お抹茶でのおもてなしについて学びました。 雨も上がり少し蒸し暑い昼下がり。 いつも和尚様にご指摘いただくお茶菓子の運び方。 油断をするとすぐにウエストあたりでお盆を持ってしまいます。み …

再建の意欲は力強い底流となってゐた

二十七年八月二十五日、八十六才で犬養千代子刀自は、永眠されました。 四谷見附のイグナチオ教会のお葬式に、参列された夫人たちは、悲しむよりは、犬養未亡人の葬儀らしくない、何かちぐはぐな感じで、お互に変な気持でありました。 …

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