~龢【和】を尊ぶ心を育み、世界へ繋げる~
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タグ : 京都

大きなお写真

  本堂には総理大臣としての大礼服犬養毅先生の大きなお写真が飾られ供花が左右に沢山飾られてをりました。  左右僧侶は、緋色の今朝を揃えて導師を内に散華しつつ天台宗の経文を唱和しながら、ゆっくりとまわられました。 自由等総 …

遺愛のバラ

雨上がりの寺内は青葉の色もあざやかで、奥の控室の床脇には、遺愛のバラと白いカーネーションの花瓶の間に、私服鵜方の木堂先生の遺影が飾られてありました。 青葉が陽をさへぎって広々とした室はヒンヤリとしてをり、松野鶴平、砂田重 …

歴史の中にあまりにもむき出しにされてきたような

講和に依って再建国家の希望の光りが一筋サッと流れてきて、それからは敗戦に依る濃い霧の空が薄らいでゆく気持ちで、物心ともに明るさを求めて生活してきました。 けれども、二十八年からの不景気風は、物価上昇、金融引締と大衆の生活 …

お抹茶でのおもてなし

6月の坊主バーの礼法講座では・・・ お抹茶でのおもてなしについて学びました。 雨も上がり少し蒸し暑い昼下がり。 いつも和尚様にご指摘いただくお茶菓子の運び方。 油断をするとすぐにウエストあたりでお盆を持ってしまいます。み …

再建の意欲は力強い底流となってゐた

二十七年八月二十五日、八十六才で犬養千代子刀自は、永眠されました。 四谷見附のイグナチオ教会のお葬式に、参列された夫人たちは、悲しむよりは、犬養未亡人の葬儀らしくない、何かちぐはぐな感じで、お互に変な気持でありました。 …

今日は御都合がわるいので

戦後しばらくは、お互いに自分たちの生活の建て直しに忙しくしてをりました。麻布の別宅が戦災で焼失しましたので、未亡人は四谷の本邸に移ってをられましたので、二十五年頃からは時をりお訪ねすることもありました。 本宅の二階にをら …

うなぎの蒲焼

十六年六月三日、犬養千代子刀自の喜寿のお祝いとして、清和会より飾棚(柿の赤実)をお届しました。(金百四十五円二十銭)… 十七年四月八日、仲子夫人が前夜電話をかけてこられて、相談したい事が出来たから、朝からぜひ …

重箱

六月十五日、清和会は鶴見の総持寺に於いて、犬養先生の七回忌法要と、戦没将士の慰霊供養をいたしました。諸会員は無地の会服に黒の帯姿で、二百三十名が出席され、僧侶七十名の読経にて、まことに盛大な行事でありました。御佛前で役員 …

新緑深まる五月晴れの日

坊主バーの京都礼法講座 新緑深まる五月晴れの日に、五月の京都礼法講座を行いました。 今回は先月に学んだお煎茶の淹れ方の実践編。 一番茶、二番茶、三番茶。それぞれの淹れ方、そしていただき方、味わい方について学びました。現代 …

驪山荘

十三年一月五日、年始の挨拶に四谷南町の犬養健邸にゆきました。 旧宅を取りこはしてしまい、犬養内閣が組閣された記念の日本間も、思い出の影となり淋しい気持ちでした。新築洋風の各室を拝見しました。 二月二十七日、熱海汐見町の芳 …

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